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レッスン4: 自分のスイングを表示させましょう

さて、サンプルスイングだけではなく、実際にご自身のスイングを表示させて見ましょう。

必要な機材

スイングをパソコンに取り込むためには、ビデオカメラが必要です。ビデオカメラにはアナログとデジタルの2種類があります。

cSwingでは、アナログ/デジタルどちらのビデオカメラも扱えますが、アナログカメラの場合、パソコンに取り込むためには、アナログ用キャプチャーボードもしくはメディアコンバータ(アナログ->デジタルの変換を行う機器)等が必要となります。

ここでは接続や操作が容易な、デジタルビデオカメラからcSwignへのキャプチャー (キャプチャーというのはスイングを、cSwingプログラムが扱える形式でコンピュータに取り込むことです) を行う方法を説明します。

パソコンとデジタルビデオはIEEE1394(iリンク、Firewire、DV端子などの呼び方があります)で接続します。最近のパソコンの多くの機種には、このポートが標準で付いていますが、無い場合は外付けのボードまたはPCカードを用意する必要があります。

また、接続用ケーブルが必要となります。このケーブルは、形状が4ピンと6ピンの2種類があります。デジタルビデオカメラ側(4ピンの場合が多いようです)と、パソコンのIEEE1394ポートの形状(ノートパソコンの場合は4ピン、外付けの場合は6ピンが多いようです)をご確認のうえ、正しいケーブルをご用意ください。

camera_dv_port pc_dv_port
ビデオカメラ側ポート(4ピン) パソコン側ポート(4ピン)

テープからのキャプチャーと直接キャプチャー

デジタルビデオからのキャプチャーには以下の2通りの方法があります。

cSwingへの直接キャプチャー
直接キャプチャーの場合は、ビデオテープは不要です。カメラに写る映像をそのままcSwingに取り込みます。テープは不要で、すぐその場でcSwingでのスイング分析が可能ですが、スイングをキャプチャーする際にビデオカメラとパソコンの両方が必要になります。
テープからcSwsingへのキャプチャー
テープからのキャプチャーの場合は、ビデオテープに撮影した内容を後からcSwingに取り込みます。その場でcSwingへの取り込みはできませんが、撮影の際にパソコンは不要です。

今回はテープからのキャプチャー方法を試してみます。

cSwingへのキャプチャー用の録画

cSwing用にスイングを録画します。正面と後方からの2通りを撮影します。

正面 face_on 後方 down_the_line

スイングを正しく分析するために、三脚を使用することをお勧めします。

テープからcSwsingへのキャプチャー

スイングをビデオテープからキャプチャーする方法は以下のとおりです。

  1. ビデオカメラが十分に充電されていることを確認します。 なお、キャプチャーをする間はレンズキャップはしたままで構いません。
  2. IEEE1394ケーブルの一方をビデオカメラの接続端子に、他方をパソコンの接続端子に接続します。
  3. ビデオカメラの中に撮影したテープが入っていることを確認してください。
  4. ビデオカメラの電源を入れ、再生モード(機種によりVTRモード、もしくはVCRモード などと言います)にします。
  5. cSwingを起動します。 プレーヤー選択のダイアログボックスが表示されます。
    select_golfer
  6. プレーヤーを新しく登録します。 new_golfer ボタンを押します。 新しい入力ボックスが表示されますので、お名前・ハンデ等を入力します。
    regist_golfer
    「OK」ボタンを押して閉じます。
    追加したお名前がリストに追加されて反転された状態になります。
    new_list
  7. okをクリックします。プレーヤー選択のダイアログボックスが消えて、 以下のダイアログボックスが表示されます。
    select_golfer
  8. 一番上にある capture_swingをクリックします。
    ダイアログボックスが消えて以下のキャプチャー用ダイアログボックスが表示されます。
    capture_type
  9. dv(Firewire 接続のデジタルカメラまたはデジタルビデオ)がチェックされていることを確認します。
  10. okをクリックします。
    以下の3つのいずれかが表示されます。
  11. Windows XP をご使用で、cSwingへのキャプチャーが初めての場合、 デジタルビデオ装置の動作選択画面が表示されます。
    dv_device
    この場合は take_noactionを選択します。
  12. ok をクリックします。
    選択画面が閉じて、以下のいずれかが表示されます。
  13. ビデオカメラの電源がオフになっている場合(自動オフ機能が働いた場合)、またはfirewireケーブルが正しく接続されていない場合、以下のダイアログボックスが表示されます。
    no_device この場合 ok をクリックします。
    ダイアログボックスが消え、何も表示されていないcSwingの画面が表示されます。
    swing_window
  14. 電源が切れている場合(自動オフになった場合)は、ビデオカメラの電源を入れ、再生(VTR)モードにします。
  15. ケーブルの接続(firewireケーブルとビデオ側の端子、パソコン側の端子)を調べ、正しく接続されていることを確認します)。
  16. capture_buttonボタンを押して、以下の画面が表示されることを確認します。
  17. Windows XP以外のWindowsをご使用の場合、もしくはcSwingへのキャプチャーが初めてではない場合、そしてビデオカメラの電源がオンになっており、firewireケーブルが正しく接続されている場合、以下の画面が表示されます。
    easy_capture
  18. ダイアログボックスの中をご覧ください。 step1と書かれた部分(第1ステップ)を設定します。
  19. 「キャプチャー機器の選択」というフィールドに、ご使用のビデオカメラの装置名称が通常は自動的に認識され、表示されます。
    select_device
  20. 最初の状態では、 「テープからの自動キャプチャー」はチェックされていません。 ここにチェックを入れると、cSwingはテープからのキャプチャーを自動的に行います。今回は使用しませんので、チェックしないままにしておきます。
  21. 最初の状態では、 「プレビューを以下に表示」 がチェックされています。 これはキャプチャーを行っている間、パソコンの画面上にビデオテープの再生画面が表示されることを意味します(ビデオ再生の画面は、モニターをオフにしない限り、ビデオカメラのモニターには常に表示されます)。
    例えばご使用のパソコンの処理速度が遅く、cSwingのキャプチャーの際にコマ落ちが発生する場合など、プレビューを行いたくない場合はチェックをはずします。
  22. step2の設定(第2ステップ)を行います 。
  23. ビデオ再生用のボタンが表示さています。このボタンを使って、キャプチャーを開始したい最初の映像を表示させ、一時停止(Pause)します。
    vcr_buttons
    例えば、テープが終わりの位置になっていて、テープの最初からキャプチャーしたい場合は、 play_fast_rev (巻き戻し再生)ボタン もしくは rew_play(巻き戻し) ボタンで最初の位置に戻します。
    rew ボタンをクリックして、キャプチャーを始めたい位置でテープを一時停止します。静止画面がプレビュー画面(プレビュー表示が有効の場合)に表示されます。ビデオカメラのモニタにも同じ画面が表示されます。
    pause
    ヒント: キャプチャーの際に、開始位置を正確にする必要はありません。 後から簡単にトリム(不要な部分の 切り取り)ができます。
    ヒント: 一つのテープに複数のスイングを録画した場合、各スイングを別々にキャプチャーするよりも、最初の開始位置にテープを巻き戻して、全ての映像をキャプチャーし、キャプチャーしたファイルを後から各スイングに分割することをお勧めします
  24. step3(第3ステップ)に進みます。
  25. キャプチャーを開始するために startボタンを押します。
    録画用ダイアログボックスが表示されます。
    capture_view
    ヒント: startボタンの隣には、キャプチャーファイルを保存するフォルダに、後どのくらいの分数をキャプチャー保存できるかが表示されます。 不要なキャプチャーファイルを直接削除するか、新しくキャプチャーしたファイルで上書きすれば、空きを増やすことができます。
    ヒント: キャプチャーの失敗は通常、ご使用のパソコン側の処理速度が遅い場合に発生します。キャプチャーするたびに数多くのフレームが欠落する場合、プレビュー表示(Show Video Preview)のチェックを外してみてください。キャプチャー画面はパソコン上に表示されなくなりますが、キャプチャーの効率が上がり、フレームの欠落が解消されます。この場合、ビデオカメラのモニターでキャプチャーの様子はプレビューできます。
  26. スイングの撮影が終了したら
    stopボタンを押してキャプチャーを終了します。
    キャプチャーが終了し、表示されていた画面が消えると、スイングの情報を記録するための画面が表示されます。
    swing_property
  27. もしもキャプチャーした内容を取り消したい場合、そのまま cancelボタンを押して ダイアログボックスを閉じます。キャプチャー結果は消去されます。
    キャプチャー結果を保存したい場合は、以下のスイング情報を設定します。
  28. 「プレーヤー」と書かれたフィールドには現在選択されているプレーヤーの名前が表示されています。キャプチャーしたプレーヤーと異なる場合は new_golferボタンをクリックします。プレーヤー名を選択するダイアログボックスが表示されます。該当するプレーヤーのお名前をクリックして選択します。もしも一覧にお名前が無い場合は、「新規登録」ボタンを選択して新しく追加します
    ヒント:キャプチャーしたファイルに複数のプレーヤーが含まれている場合、この場面では任意のおひとりの名前を選択しておきます。または新しいプレーヤー名をとりあえず「複数」として追加しておきます。 後からキャプチャーファイルをスイングごとに分割した際に、各ファイルのスイング情報で適切なお名前に変更できます。
  29. 「日付」欄には作業をしている日にちが表示されています。日付を変更したい場合、「Date」欄の右端にある▼ボタンをクリックします。
    カレンダーが表示されます。
    cal
    月を過去に移動したい場合は左矢印ボタンをクリックして、該当する日にちをクリックします。
  30. 使用したクラブを選択します。 例えば5番アイアンの場合は以下のようになります。
    club
  31. ドロップダウンメニューからショットの状態を選択します。例えばフルショットの場合は 「Full」をクリックします。
    shot
  32. ビュー(カメラ位置)を設定します。例えば正面からの撮影の場合は 「Face On」を選択します。
    view
  33. 標準設定では、1秒あたりのフレーム数は「29.97 (NTSC)」と表示されています。 この設定は北米及び日本のビデオカメラの標準設定です。通常変更する必要はありません。もしもご使用のビデオカメラをこれ以外の設定でご使用の場合(例えばヨーロッパでの標準であるPAL方式の25フレームの場合)は設定を変更します。
  34. キャプチャーしたスイング評価ボタン
    judgeからいずれか一つを選びます。 例えば「良い」を選択します。
  35. スイングの評価が記録されるとスイング情報の画面が消え、cSwing画面にキャプチャーした画面が現れます。
  36. これでキャプチャーファイルに対して今までのレッスンで行った操作が可能になります。

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