■必要なソフト・ハードの準備

シースイングをインストール済みのノートパソコン

シースイングはプロフェッショナル版、スタンダード版ともに自動撮影が可能でセルフレッスンに対応しておりますが、スタンダード版は 撮影した映像の自動保存ができません。パソコンを操作する必要があります。
ここでは自動保存で、撮影からスイングの表示までパソコンの操作が不要で連続してスイングチェックができる プロフェッショナル版の拡張キャプチャー機能の設定手順をご説明いたします。
なお、拡張キャプチャーは試用版でもお試しいただけます。

ビデオカメラ

ミニDVカセット式のデジタルビデオカメラをご用意ください。カメラとビデオカメラはDV(IEEE1394)端子で接続します。
詳細は必要な機材をご参照ください。

マイク

インパクト検知機能を使用するためにパソコンとマイクを接続し、使用可能にする必要があります。 mic example

既にマイクを使ってシースイングのインパクト検知機能をご使用中の場合、そのままご利用いただけます。

あるいは、サウンドレコーダなど、既にマイクを使った録音機能をご利用されている場合、そのマイクをそのままご利用いただけます。

Windowsパソコンでマイクを使用されたことが無い場合はマイクをご用意ください。 パソコンにマイクが付属している場合、パソコンの説明書に従ってマイクを接続、セットアップを行ないます。
マイクが付属していない場合、ご使用のパソコンの仕様にあったマイクをご用意ください。

tipsマイクが不要なケース
おふたりで交互に練習をされる場合、またはインストラクターの方が生徒さんへのレッスンでご利用される場合、マイク及びインパクト検知機能のセットアップは不要です。自動再生のセットアップだけを行ってください。
練習される方のスイングを見ながらインパクトのタイミングでキーボードのスペースキーをクリックすると、自動で撮影~再生を行います。

■インパクト検知機能のセットアップ

インパクト検知機能を初めて使う場合、まず最初にマイクのチューニングを行う必要があります。 この作業は、マイクを変更しない限り、最初の一度だけ必要です。

  1. マイクのコードを伸ばして、先端がボール位置から15cm程離れた位置(地面)に置きます。
  2. シースイングのメニューバーにある hitdetector setp4をクリックします。
  3. ツールメニューの「インパクト検知機能」をクリックします。
    hitdetector setp6
  4. [テスト]をクリックします。マイクの形をした図が緑色になります。
    hitdetector setp003
    青色のバーはマイクが検知した音量を表します。
    hitdetector setep006
  5. マイクは地面に置き、ボールから15cmほど離します。1球打ってみます。マイクが正しく設定されていれば、ボールをヒットした瞬間に、緑色が赤に変わります。
    hitdetector step007
  6. 緑色が赤に変わらない場合、[テストを停止]をクリックし、テストを終了します。
    hitdetector step14
    コントロールボタンをクリック~ドラッグして調整します。
    hitdetector step0001
  7. ボールを打った瞬間に緑色が赤色に変わるようになるまで上記設定を変更しながらテストを継続します。
    設定がうまくいきましたらマイクの設定は終了で、以降マイクを変更しない限り、設定を変更する必要はありません。

■自動再生・保存の設定

マイクの設定が完了したら、拡張キャプチャーで自動再生・保存を行うようにシースイングを設定します。この設定も最初のみで、次回からは同じ設定でご利用いただけます。

  1. シースイングの画面でキャプチャーアイコンをクリックします。以下の画面が表示されたら一番下の「拡張キャプチャー」をクリックします。
    auto capture step1
  2. 次回からこの画面表示を省略したい場合、画面下「装置選択画面を毎回表示」のチェックを外します
    auto capture step2
  3. [OK]をクリックします。
    auto capture step3
  4. 拡張キャプチャーの設定画面が表示されます。[キャプチャー装置の選択]画面で、カメラが正しく表示されていることを確認します。
    auto capture step4
  5. インパクト前の撮影秒数を設定します。最初は2秒程度にしておき、必要がある場合は後で再設定します。
    auto capture step5
  6. インパクト後の撮影秒数を設定します。最初は1秒程度にしておき、必要がある場合は後で再設定します。
    auto capture step6
  7. インパクト検知機能を使うように、チェックを入れて設定します。
    auto capture step7
  8. 撮影後に自動でスイングを再生させたい場合、チェックを入れて設定します。
    auto capture step8
  9. 撮影後に自動再生する回数を指定します。
    auto capture step9
  10. 最初の自動再生の速度を設定します。[Full]を選択すると通常速度で再生します。
    auto capture step10
  11. 最後の自動再生の速度を設定します。[Full]を選択すると通常速度で再生します。
    auto capture step11
  12. 連続して撮影を行う場合、[キャプチャーを自動的に再開]にチェックを入れます。再生終了後、自動でキャプチャー状態に戻ります。
    auto capture step12
  13. [初回のみスイング情報を表示]にチェックを入れます。最初の1回のみクラブ等の情報入力画面が表示されますが、2回目以降は同じ設定で自動保存されます。
    auto capture step13
  14. 設定が完了したら[キャプチャー]ボタンを押して、ボールを打ってみます。インパクトが正しく認識され、指定された回数の再生が行われることを確認します。
  15. 問題なければ一度キャプチャーを終了し、拡張キャプチャーの設定画面の表示を省略する設定を行います。キャプチャーアイコンの上でマウスを右クリックします。
    auto capture step14
  16. キャプチャーアイコンの赤色が緑色に変わります。
    auto capture step15
  17. 緑色のキャプチャーアイコンをクリックします。先ほどの設定で、直ちにキャプチャーが始まります。なお、再度設定画面を表示させたい場合は、緑色のアイコンの上で右クリックをしてください。アイコンが赤に戻り、再度設定画面が表示されるようになります。

問題と解決方法

Detail 再生速度をFull(通常)にしても再生速度が遅いままです

Detail 設定画面でテストをクリックしてもマイクが反応しません

Detail マイクが他の打席の音を拾ってしまいます

Detail マイクを使わない場合、自動キャプチャーはできませんか?

Detail 複数カメラでキャプチャーを行った場合、再生時に2画面表示されますが、1画面しか自動再生されません。

Detail 自動再生の終了速度を1/64にすると、画面に「!」マークが表示され、キャプチャーが動作しません。


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